米国での演説、蔡総統「台湾は国家だ」

  • 30 March, 2019
  • 林蕙如
蔡英文・総統が、米国ワシントンD.C.のシンクタンク主催のフォーラムにテレビ中継で参加し、スピーチを行った。(写真:CNA)

蔡英文・総統がアメリカのワシントンD.C.にあるシンクタンク・ヘリテージ財団が開催したフォーラムにテレビ中継で参加しました。

今回のフォーラムではヘリテージ財団のケイ・コールズ・ジェームス所長が進行役を務め、財団創設者のエドウィン・フュルナー氏、連邦議会上院外交委員会東アジア太平洋小委員長のコリー・ ガードナー議員、そして下院外交委員会アジア太平洋小委員長のテッド ・ヨーホー下院議員も対談に参加し、台湾とアメリカがインド・太平洋地域における連携関係について議論を行いました。テッド ・ヨーホー下院議員はアメリカが台湾の主権を認めるべきと発言しました。

テッド ・ヨーホー議員は「台湾は自分自身の経済、政府、国歌と軍隊を持っている。21世紀の今こそ、台湾を国として承認する時だ。」と話しました。

蔡・総統はテレビ会議で時には微笑みを、時には考える表情を見せ、一つ一つの質問に丁寧に答えました。

ヘリテージ財団創設者のエドウィン・フュルナー氏の「台湾とアメリカは香港の経験にどう対応すればいい?」という質問に対して、蔡・総統は、「台湾にとって、香港は大変いい事例研究だ。それは民主と中国の政権、中国の体制が相容れないことを反映している」と答えました。

蔡・総統は、また、「経済も含めて、中国が仕組んだ罠にはまるのに要注意」と強調しました。

蔡・総統は、「現在の香港は、台湾の政治家全員に警鐘を鳴らしてくれた。どの政党も中国が仕組んだ罠に陥ることに注意しなければならない。経済的な誘因でも、ほかの承諾でも、そのすべては一国二制度につながり、一国二制度も最終的には一つの国になる。これは香港が今現在経験していることだ」と指摘しました。

蔡・総統は、台湾が追い求めるのは共存であって対抗ではない、和解であって衝突ではないことを強調しました。外遊の帰路にハワイを経由した時、再び国際社会に台湾の立場を表明しました。

(編集:林蕙如/王淑卿)
 

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