台北国際ブックフェア、2/12-2/17

  • 12 February, 2019
  • 王淑卿
2019台北国際ブックフェアが12日から17日にかけて台北市の世界貿易センター第一展示ホールと第三展示ホールで開催されている。陳建仁・副総統(左から三人目)と文化部の鄭麗君・部長(右から三人目)ら政府要人が開幕式に出席。(写真:CNA)

2019台北国際ブックフェアが12日から17日にかけて台北市の世界貿易センター第一展示ホールと第三展示ホールで開催されています。52ヶ国からの出版社735社が出展しています。日本の女性漫画家、深谷かほるさんやベストセラー小説「本泥棒」で知られるオーストラリア出身の作家、マークース ズーサック(Markus Zusak)さんら、著名な作家はみな会場に臨み、読者と交流しています。

「台北国際ブックフェア」は1998年からその年のテーマ国を設定しています。今年のテーマ国はドイツ。ドイツのパビリオンは「ジャーマン・ストーリーズ(German Stories)」をコンセプトにし、フランクフルト・ブックフェアのドイツ・パビリオンを再現しています。今年はドイツで工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校、『バウハウス』が誕生して100周年の節目の年に当たります。このため、「テーマ国パビリオン」では特別に「バウハウス劇場」を設置し、展示や体験イベントなどを通じて人々にバウハウスへの理解を深めてもらおうとしています。

ドイツ政府が設立した国際文化交流機関、「ゲーテ・インスティトゥート台北」のイェンス・レスラー(Jens Rösler)院長は、「民主主義と多元化は台湾とドイツの共通の価値観だ。人工知能(AI)、いかに歴史に向き合うかということ、民主主義の課題など、両国の国民が共に関心を持っている議題も今年招きに応じて出展しているドイツの作家13人の作品から垣間見ることができる。」と紹介しました。

今年の台北国際ブックフェアでは、昨年亡くなった武侠小説の巨匠、金庸氏を記念するため、「金庸茶館-武侠不滅」と題する特別展を開催しています。「幻想散歩-CCC創作集デジタル体験展示エリア」では、台湾名物の「バイクの滝」をバーチャル・リアリティーで体験できるほか、「台湾文学館」や「独立系書店」などの展示エリアでもイベントが多数予定されています。

世界貿易センター第三展示ホールは来年改築されるため、恒例の「児童書パビリオン」は今年で最後となります。それに合わせて主催機関の「台北ブックフェア基金会」は特別に「台湾・ボローニャ30テーマ館」を設け、イラストの世界の多様性を紹介しています。

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