白先勇氏の新崑劇、2月末に上演

  • 06 February, 2019
  • 曾輿婷
中国の伝統的な戯曲、崑曲の振興に努めている、台湾の著名作家、白先勇氏が、今年の2月末に「玉簪記」、「潘金蓮」、「白羅衫」の3大演目を披露し、崑曲の多様性を紹介する。

中国の伝統的な戯曲、崑曲の振興に努めている白先勇氏が2004年、現代風にアレンジした崑曲「青春版牡丹亭」を発表し、世界中に崑曲振興の風潮を巻き起こしました。

今年は台湾国際芸術祭の招きに応じて、白先勇氏は3大新作「玉簪記」「潘金蓮」「白羅衫」を発表しました。特に2009年に台湾で初公演が行われた「玉簪記」に対し、白先勇は今も絶賛しています。

浮気で知られる中国文学史上の著名な「潘金蓮」について、白先勇氏は現代女性の視点から彼女のことを捉え、愛を求めたが、悲惨な末路に終わったとし、彼女に理解を示しました。

白先勇氏は「彼女は『淫蕩』の悪名高い美人けれど、恋を求める資格がある。これが今回のテーマ」と説明しました。

「白羅衫」は、伝統的な物語を逆転し、親子の道義と、罪悪感と償いの葛藤をテーマとしている悲劇です。

白先勇氏は、「中国人の親子問題は、複雑なものだ。この演目は、その複雑さをさらに悲劇の形で表現している。」と話しました。

白先勇氏によりますと、「青春版牡丹亭」はあまりにも人気なので、崑曲の恋物語はそのような形しかないとよく間違われています。今回の三部作は、崑曲の多面性を知ってもらい、伝統的なものに新たな意義を与えたいとしているということです。

「今の道徳観、ビジュアルや美学は、だいぶ変わった。これらの演目を通して、21世紀に生きている、特に若い観客達の共感を呼びたい」

2月末から始まる三部作は、「青春版牡丹亭」のキャスト陣を起用しています。特に主役らは、それから十数年の舞台経験を積み、演技がさらに磨き上げたものの、変わらず活気に満ち溢れると、白先勇が称えています。

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