【高雄】製油工場を競馬場に?物議を醸す

  • 03 January, 2019
  • 王淑卿
高雄市の韓國瑜・市長が既に運営が停止している高雄市楠梓にある台湾中油の石油精製工場(写真)を競馬場に建て替え、競馬産業の産業チェーン確立と高雄市民の雇用機会創出に意欲的な発言を行った。(写真:台湾中油提供)

香港、マカオでの競馬ブームを受け、高雄市の韓國瑜・市長が、既に運営が停止している高雄市楠梓にある石油精製工場に競馬場を作りたい構想を示した。

高雄市新聞局(後方担当)の王浅秋・局長は、「香港は2つの競馬場を持っており、8万人収容、2万人収容と大規模だ。生み出される経済サプライチェーンは驚くほどである。そのうえ、収益の大部分が慈善事業に寄付することができる。これが理由の一つである。」と説明した。

韓市長は観光促進や就業機会の増加を考えているが、競馬は台湾で行えるのだろうか。

野党・時代力量の林于凱・高雄市議会議員は、「離島建設条例は楠梓地区では適用できない。また、『動物保護法』第10条の規定に、動物を賭博競技に使ってはならないとある。都市整備計画との脈絡もまだできていない状況でこのような不可能なことを無駄に叫ぶものではない」と批判した。

現在の法令上の制限だけでなく、動物保護団体も、「訓練の過程は間違いなく非人道的だ。我々は競馬場建設に断固反対する」とコメントした。

競馬場建設はディズニーランド誘致同様、簡単なことではない。しかも旗津にカジノを、楠梓の石油精製工場に競馬場を建設することは、両方とも法改正が必要であるため、韓市長がこれらの構想よりもっと高雄の特色を生かすべきだと思う市民もいる。

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