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高致死率インフル、5・6原則で予防可能

  • 14 November, 2018
  • 曾輿婷
高致死率インフル、5・6原則で予防可能
疾病管制署による動画「インフル予防鶏踊り」

中国で新型の鳥インフルエンザA(H7N9)が人に感染する例が発生し続けるに対し、疾病管制署は13日、「インフル予防鶏踊り」動画をリリースし、新型インフルエンザへの予防を呼びかけています。

養鶏業者の秦添枝さんは、「インフルエンザに備え、鶏舎を定期的に消毒し、プロバイオティクスを地面に導入している」と話しました。

疾病管制署の荘人祥・副署長によりますと、台湾ではまだ新型インフルエンザの症例が報告されていませんが、罹った場合の入院率と死亡率は従来のインフルエンザよりも高いため、仕事や観光で中国を訪れるときは十分に気を付けるよう呼びかけています。

荘・副署長は、「中国に旅行に行くときは、鳥に触らない、生の鳥製品も食べないことに心がけよう。帰国後に症状が出た場合、マスクをして病院に行き、医者に相談してください」と話しました。

新型インフルエンザを予防するには、「五つのイエスと六つのノー」の注意事項があります。鳥関係の仕事に携わる人は予防接種を受けること、鶏肉と卵は必ず火を通してから食べること、ペットの鳥を他の鳥と一緒にいさせないことなどです。

先日に起こった二件の公費負担インフルエンザの異常について、同じロットのワクチンが使用停止となり、 ワクチンが品薄になっています。疾病管制署は専門家を招いて会議を行った結果、学校での予防接種を後回しすることを発表しました。

荘・副署長は、「ワクチンをまず医療施設に回すため、学校の予防接種を後回しすることにした。遅延がなければ、11月20日には次の入荷、20万本以上のワクチンがある」と説明しました。

重大傷病患者、希少疾患患者や他に公費負担接種の条件を満たしている学生ならば、学校の予防接種が休止になっても、証明書類があれば、医療施設で予防接種を受けることが出来ます。

☆5つのイエス:
1.鶏肉と卵は必ず火を通してから食べる
2.石鹸で徹底的に手を洗う
3.症状が出たらすぐマスクをして病院に行く
4.適度な運動とバランスのいい食事をする
5.鳥関係の仕事に携わる人は予防接種を受ける

☆6つのノー:
1.生卵や関連製品を食べない
2.飼育場不明の鶏肉を密輸、購入しない
3.渡り鳥に接触しない、餌をあげない
4.鳥を野放しにしない
5.ペットの鳥を他の鳥と一緒にいさせない
6.人混みを避ける

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