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第1次世界大戦百年、台湾音楽家が演奏会

  • 17 October, 2018
  • Editor
第1次世界大戦百年、台湾音楽家が演奏会
音楽で、愛と平和を伝える

「天使の指」と呼ばれる、世界的に有名な台湾のピアニスト・陳瑞斌さんは、第一次世界大戦から100年を記念して、「愛と平和」をテーマとしたピアノ演奏会を開きます。

陳瑞斌さんは、演奏会を開くきっかけについて「仕事でフランスとベルギーにいたとき、フランス政府がこのことを非常に重視していることが分った。そして彼らはこれを機に、アジアと華人社会との文化交流を深めたいということも分ったからだ。」と話しました。

陳瑞斌さんによりますと、第一次世界大戦中、フランスで多くの死傷者が出ましたが、それでもフランスの多くの芸術家たちは創作活動を続けていました。今回の演奏会では、フランスを守るため、40歳で軍隊に入った作曲家、モーリス・ラヴェルによる「夜のガスパール」と、印象派作曲家、リリ・ブーランジェによる「ピアノのための3つの小品」を演奏するということです。

陳瑞斌さんは、「台湾もヨーロッパに見習ってほしい。ヨーロッパは世界で最も早く近代化した地域。近年難民が押し寄せてきたにもかかわらず、ヨーロッパの人たちは生活、文化、テクノロジーと国家進歩を求め続けている」と話しました。

「第一次世界大戦から100年記念音楽会」は11月4日に台中で、9日に台北、15日には高雄で行われます。陳瑞斌さんは音楽を通して、愛と平和の大切さを人々に感じてもらいたいと話しました。

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