close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

外交部:セントルシアとの関係問題なし

  • 07 March, 2017
  • Editor
外交部:セントルシアとの関係問題なし
沈正宗・新任大使

外交部長が、セントルシアとの外交関係について「問題ない」と述べた。外交部の李大維・部長は、先ごろ行われた立法院外交及び国防委員会での答弁の際、カリブ海における中華民国の国交樹立国との関係について不穏な動きがあることを認めた。そのため、7日の立法院本会議ではこの問題がクローズアップされた。

外交部の侯清山・次長は、与党・民進党の立法委員の質疑に対し、中国大陸はカリブ海で絶えず工作を行い、中華民国の国交樹立国に揺さぶりをかけているとしたものの、これをもって危険とはいえない、と述べた。

侯・次長は、「新任の沈正宗・中華民国駐セントルシア大使が9日、パーレット・ルイジー総督と会見する予定だ。双方の協力計画の話し合いは順調で、いかなる困難な点もない。両国の関係は問題ない。」と強調、不穏な動きの原因は、中国大陸が各地でかき乱していることによるものだと説明した。

また、外交部の王珮玲・報道官は7日、「中華民国とセントルシアは2007年に外交関係を回復以来、各種相互協力関係の進展は順調であり、その成果はセントルシアの与野党からも評価を受けている」と述べた。そして、「昨年、アレン・チャスタネット首相が就任以来、今後の協力の方向について、協議を進めており、我が方も専門チームを派遣、その協力プランの実行可能性を探った」と説明した。

なお、王・報道官は新任の沈正宗大使に対して、「沈・大使は今後も、中華民国台湾とセントルシアの両国の協力の枠組みについて、セントルシア側と協議を行っていく。そして、セントルシアの与野党や各界との関係も深めていく」と述べた。

関連のメッセージ

本分類最新more