
台湾桃園国際空港が、頻発している各種のトラブルについて、迅速な解決に向け全力で取り組むとしている。
台湾北部の空の玄関口、台湾桃園国際空港では、2日、豪雨の影響で浸水したのち、この2週間あまり、断水のほか、ブレイカーが落ちたことによる停電、天井からも水漏れなどのトラブルが続いている。
交通部の王国材・次長は15日、立法院交通委員会で、こうしたトラブルの原因について、2日に浸水した後、第2ターミナル地下室にある配電盤及び変圧器が故障し、システムが不安定になっているとして、24時間体制で修理を行っていると説明した。
なお、交通部の賀陳旦・部長が1ヶ月以内に漏水の問題を解決すると発言したことについて、与党・民進党の鄭宝清・立法委員は、交通部及び台湾桃園国際空港に対し、実現可能かどうか質問した。桃園国際空港公司の蕭登科・総経理はこれに対し、「全力で取り組んでいきたい」と答えた。