野球のウィンターリーグが2年ぶりに復活する。中華プロ野球連盟が主催する、アジア・ウィンター・ベースボール・リーグが今年11月28日、台湾中部・台中市のインターコンチネンタル球場で開幕する。今年は、中華民国台湾、日本、韓国のプロ野球チーム以外に、欧州の連合チーム、さらに中華民国台湾のアマチュアのチームが初参加。試合はすべてテレビ中継されるという。
アジア・ウィンター・ベースボール・リーグは2012年に初めて行われた。台湾の気候は冬も比較的暖かく、冬季キャンプに適していることが開催の鍵となった。参加するのはプロ野球、そしてアマチュアの若い選手が中心で、試合を通じて技術を磨くことになる。
2012年と2013年には台湾プロ野球と日本のプロ野球、ドミニカ共和国と韓国のプロ野球チームが参加したが、昨年は行われなかった。今年は再開にあたってチームが増え、5チームによるリーグに。参加するのは、台湾プロ野球、日本プロ野球、韓国プロ野球、欧州の連合チーム、そして台湾のアマチュア養成チーム。
12日に行われた記者会見では、かつてウィンターリーグに参加し、今では台湾プロ野球の一軍で活躍する選手たちが数人姿を見せ、「ウィンターリーグでは一足早く、プロ野球一軍のレベルを体験でき、プレッシャーに負けない心を作ることができる。翌年の公式戦にコンディションをつなげていくのに有利だ」と話した。
