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馬・総統と蘇・民進党主席が原発問題で25日に会談

  • 24 April, 2014
  • Editor
馬・総統と蘇・民進党主席が原発問題で25日に会談
蘇・民進党主席(左)、朱・新北市長と第4原発問題で意見交換

馬英九・総統が25日、最大野党・民進党の蘇貞昌・主席を招いて第四原子力発電所問題について会談する。

総統府は24日夕方、馬・総統と蘇・民進党主席が25日午前10時に総統府で、第四原発問題について会談すると明らかにした。なお、会談は公開される。

第四原発問題が人々の強い関心を集めている。蘇・民進党主席は21日、馬・総統と対面する意向を示したが、23日になっても自発的に総統府側と連絡をとらなかったため、馬・総統は24日午前、総統府の楊進添・秘書長に、民進党の林錫耀・秘書長に連絡するように指示、正式に蘇・民進党主席を総統府へ招いた。

総統府は、馬・総統は、野党党首と国家の政治について意見交換することを常に歓迎しており、前提と条件を設けずに、率直に意見交換し、共同で解決策を見出せるよう希望していると述べた。

馬・総統は23日、第四原発の建設続行の可否について、「安全性は台湾電力、行政院原子力委員会及び国内外の専門家による検査をクリアしなければならない。政府の政策は、安全を確保した後に国民投票を行い、第四原発の今後について決定するというものだ」と指摘、野党と民間団体が求める国民投票のハードル引き下げについては、低すぎる場合は社会の不安定につながる恐れがあるとして、ケース毎あるいは一時的な妥協で制度を破壊することに反対の立場を示した。

国民投票を定めた中華民国の法律の規定によると、国民投票が成立するには、有権者の2分の1以上が投票し、かつ有効投票数の過半数の同意が必要。

一方、蘇・民進党主席は23日、国民党所属の朱立倫・新北市長と会談した。会談後、2人は第四原発の安全面に対する立場、問題解決に関する見方は完全に一致したと強調、公民投票法の速やかな改正によるハードル引き下げを主張し、与野党合意の加速を期待した。第四原発は新北市に建設中。

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