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洪氏「『一中同表』は党政策と差異なし」

  • 05 July, 2015
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洪氏「『一中同表』は党政策と差異なし」
92年コンセンサスを堅持

与党・国民党を代表して次期総統選挙に出馬することがほぼ決まっている立法院の洪秀柱・副院長は、5月初めに両岸政策を公表した。なお、この際に洪秀柱氏が公表した両岸政策の中の「一中同表(両岸が共に中国の一部と表明する)」という表現について、国民党の方針である「92年コンセンサス」と「一つの中国、各自解釈」とは明らかに異なるという指摘がされている。

 

洪氏は5日、これに対して、自身の考えと立場は国民党中央といかなる点も差異はないとして、92年コンセンサスを堅持することについて問題はないと強調した。また、一部メディアから、党中央と両岸政策について話し合いを行ったか問われた洪氏は、現時点ではまだないが、今後その機会はたくさんある、と答えた。

 

国民党の李四川・秘書長はさきごろ、国民党の両岸政策は「92年コンセンサス」が核心であり、またその基礎の下、「連胡会」(2005年に行われた当時の国民党の連戦・名誉主席と、中国大陸の当時の指導者、胡錦濤氏との会談)で合意した5項目のビジョンだとして、一総統選候補者のために、党の両岸政策を修正することはないと強調した。そして、今後、洪氏が国民党の正式な総統選候補に指名された場合には、党の基本的な政策に則って執行することになる、と発言している。

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