アメリカの対台湾窓口機関、AIT・アメリカ在台湾協会が、APEC・アジア太平洋経済協力会議事務担当の幹部職員ロバート・ワン氏が17日から21日にかけて台湾を訪問すると明らかにした。
AITの発表によると、滞在期間中、ロバート・ワン氏は、APEC・アジア太平洋経済協力会議企業諮問委員会に出席、中華民国台湾の政府関係者、および企業のリーダーとAPECが関心を持っている議題について意見交換し、相互の貿易と投資面での協力事項を討論するという。
ロバート・ワン氏は、2006年8月から2009年9月まで、アメリカ在台湾協会の副処長、2011年1月から2013年8月までは、中国大陸北京駐在のアメリカの公使などの要職を歴任、2013年8月にアメリカ国務省のアジア太平洋経済協力会議事務担当の幹部職員になった。
外交部が16日に発表したところによると、ロバート・ワン氏は、馬英九・総統をはじめ、外交部、経済部、国家発展委員会などの機関を表敬訪問する。外交部は、ロバート・ワン氏の訪問は、アメリカが台湾とアジア太平洋経済協力枠組みにおける協力関係を重視していることを示しているとして歓迎を表した。