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東日本大震災写真展、4/10台北で開幕

  • 10 April, 2014
  • Editor

交流協会台北事務所(日本の台湾における大使館に相当)で10日、東日本大震災写真展が開幕した。

 

この写真展は、日本の東京国際フォーラムやアメリカ・ニューヨークの国連本部をはじめ、日本の各都市も含めて30の都市で開催してきた撮影記者の新藤健一さんらが、新たに東日本大震災写真展実行委員会を立ち上げて台湾で開いたもの。

 

実行委員会では、震災発生時、台湾の人たちは真っ先に日本円230億円もの義援金と支援物資を被災地に提供、救援隊も派遣してくれたと説明、海を越えてのあたたかい支援に対して、被災地の現状を報告する写真展を台湾で開いて、台湾の人たちに感謝の気持ちを伝えるとしている。

 

写真展は、日本新聞協会に加盟している新聞社、通信社の記者が取材したり、撮影したりした写真、フリーの写真家、記者が撮影した写真で構成される。写真の題材は主に、津波による損失、ふるさとの再建と原子力発電所の事故による被害、そして、震災後の生活となっている。

 

この写真展は台北市にある交流協会台北事務所の地下ギャラリーで、10日から17日まで開かれる。実行委員会では、台北の会場は大きくないため、この写真展を先行展示という位置づけにし、今後、台湾南部の台南市、高雄市で、より大きな展示会を検討している。また、今回展示される写真は展示終了後、中部の台中市にある国立自然科学博物館の、「921台湾大地震教育パーク」に寄付されるという。

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