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コン・リーの批判にジョアン・チェンが反論

  • 26 November, 2014
  • Editor

台湾のアカデミー賞、ゴールデンホースアワード(金馬奨)を中国大陸の女優が公正ではないと非難したことに対し、審査員を務めた中国大陸出身の女優が反論している。今年のゴールデンホースアワードの最優秀主演女優賞は、台湾の陳湘琪さんが、中国大陸のコン・リーさん、香港のヴィッキー・チャオさん、台湾のグイ・ルンメイさんを打ち負かして受賞した。

中国大陸出身でハリウッドにも進出しているコン・リーさんはその後、マネージャーを通じて声明を発表、「ゴールデンホースアワードは公正ではない、二度と参加しない」と批判した。中国大陸のインターネットユーザーは、審査員を務めた中国大陸出身の女優、ジョアン・チェンさんが個人的な恨みで、コン・リーさんの受賞を阻止したのではと疑う声も。

これに対し、ジョアン・チェンさんは25日夜、中国大陸版のツイッターであるウェイボーで、コン・リーさんの演技はすばらしく今回の審査過程で自分はコン・リーさんに三度票を投じたと明らかにした。ジョアン・チェンさんは、ゴールデンホースアワードは台湾で始まったが、香港、中国大陸、そして世界各地の中国語映画を歓迎し、応援していると説明、審査員はほとんどが立派な経歴を持つ映画人で、審査過程は透明かつ民主的であり、外部の介入はまったく受けていないと訴えた。そして、「17人の審査員は異なる経歴と好みを持ち、それぞれが自らの見解とこだわりを表現したのであり、それこそが尊い部分だ」と述べ、不公正な映画祭であるとのコン・リーさんの指摘はあたらないとの立場を示した。

また、ゴールデンホースアワード執行委員会も、審査過程と結果はこれまでずっと独立性を保っており、公正だとコメントした。

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