
蕭美琴・副総統は6日午前、総統府で、バルト三国の一つ、エストニアの「国防産業訪問団」の表敬訪問を受けました。蕭・副総統は、訪問団を歓迎、そして、台湾を訪れた、エストニア国会で台湾に友好的な議員グループの代表を務める、クリスト・エン・ヴァガ(Kristo Enn Vaga)議員の台湾へのサポートに謝意を示しました。
蕭・副総統は、エストニアと台湾は異なる地域に属しているが、共に植民統治、戒厳、独裁の歴史を経て、自由で、民主的な社会へと生まれ変わった点など多くの共通点があると指摘、共に大国ではないが、周辺の強国による脅威、社会に対する分断工作、グレーゾーンにおける嫌がらせ、サイバーセキュリティなど様々な試練に立ち向かっていると述べました。
蕭・副総統はそして、共に自由と民主主義という共通の信念を持つ国として、また、ルールに基づく国際秩序の担い手として、今後もより多くの機会で、双方が協力し合うことに期待を寄せました。
(編集:駒田英/豊田楓蓮/本村大資)