
台湾の日本駐在大使に相当する、台北駐日経済文化代表処の李逸洋・代表が5日、日本の産経新聞に寄稿、昨年11月、野球の世界大会「プレミア12」が日本で開催された際、日本は台湾の観客が国旗を持って入場することを認めたこと、および日本のメディアが報道の中で、我がチームのことを「台湾」と称したことに感謝するとともに、「チーム・タイワン」も国際組織の舞台に躍り出ることができるよう期待を示しました。
李・駐日代表は、「『プレミア12』での優勝は台湾人を大いに感動させた。すべての台湾人は台湾人としての誇りを感じた。なぜ他国にとってごく普通なことは、台湾人が涙ぐむほど感動したか」と問いかけました。
李・駐日代表は、1971年、中華民国は国連からの脱退を余儀なくされた後、台湾は長期にわたって国際社会から排除され、「世界の孤児」となっている。しかし、台湾人は自分の努力により、世界の人々が再び台湾に目を向けるようにした。今すべての台湾人は、「私は台湾からきた」と胸を張ることができるようになっていると説明しました。
李・駐日代表は、半導体のグローバルサプライチェーンで重要な地位を占めている台湾は世界に無視されるべきではないと訴えました。
(編集:王淑卿/本村大資)