
中国が2022年6月に台湾産の高級魚である、ハタに対して禁輸措置を実施、台湾の関連産業に大きな影響を及ぼしました。しかし、昨年2024年10月、台湾で養殖される龍虎ハタの自然毒「シガトキシン」に対する懸念が解消され、日本への輸出が厚生労働省に認められました。
日本に輸出される台湾産龍虎ハタの第一陣は5日、正式に出発しました。農業部(日本の農水省に相当)の陳駿季・部長(大臣)は、龍虎ハタの日本向け輸出の実現は容易なことではないが、今後も日本を含む消費力の高い市場への進出に努め、サービスのカスタマイズ化により、台湾産ハタを全世界に輸出できるよう取り組むと意気込みを見せました。
龍虎ハタはアオハタ、タマカイに次いで日本に輸出できる、三つ目の台湾産ハタとなりました。
(編集:王淑卿/本村大資)