
台湾国際放送の運営母体である中央放送局(略称:Rti、央廣)は4日、第10期第1回董事監事会議を招集、席上、頼秀如氏の第10代董事長(会長)の続投が承認されました。
中央放送局の所轄機関である文化部(日本の文科省に類似)の李遠・部長は特別に放送局を訪れ新任董事(理事)、監事らとの茶話会に出席しました。李遠・部長は、過去3年間、頼・董事長の実績を評価するとともに、頼・董事長は今後も引き続きスタッフをリードして中央放送局の未来の発展のために努力するよう期待を示しました。
頼秀如・董事長はロシア・ウクライナ戦争発生後、中央放送局は国家の重要なインフラ建設の一級の機関に格上げされた。台湾は国際社会からのより多くの支持を必要としている。国家放送局としての中央放送局は今後も引き続き台湾の公共メディアの責任を果たしていくと述べ、中央放送局は優秀な国際メディアの人材育成にも力を入れており、昨年(2024年)、「央廣学院(Rti Academy)」を設立し、「メディアの強靭性」と「イノベイティブな発展」を主軸に国際メディアとしての実力向上、および人材の育成に積極的に取り組んでいると説明しました。
なお、昨年9月、日本で開催された台湾国際放送のリスナーの集いに出席した常務董事(理事)である台北科技大学文化事業発展学科の劉夏如・兼任講師の続投も承認されました。
(編集:王淑卿/本村大資)