
歴史、文化の視点から、台湾をご紹介しております
歴史、文化の視点から、台湾をご紹介しております
「抓周」は、赤ちゃんが満1歳になったとき、目の前にいろいろなものを置いて、赤ちゃんが何を手に取ったかによって、その子の興味や将来を占う風習です。古代、好んで使われたのは、紙や筆、硯などの文房具、お役人が被る帽子や印鑑などのお役所用品、刀や槍などの武器、金銀財宝、そろばんや、ものの量を測るマスなどの、 ...more
先日14日は、バレンタインデーでしたが、皆様はどのようにお過ごしになられましたか。「そんなの、自分とは関係ない」と、普通に過ごされた方、いらっしゃいますか。今日は、そういうタイプの方におススメの、台湾の縁結びの神様のお話をいたしましょう。台湾では、どうやって、縁結びの神様をお参りするんでしょうか。ど ...more
台湾の一般的な会社では、通常、旧暦正月5日目が「開工(仕事始め)」の日とされています。今年は、2月2日でした。この日には、一般的な会社や銀行、株式市場などなどが、一斉に仕事始めをします。さて、台湾には、日本にはない、ちょっとユニークな風習があります。新しい一年間、会社がますます発展するように、金運を ...more
華人社会におきまして、春節(旧正月)は、一年のうちで、最も大切なお節句です。何よりも重視されるのは、家族が全員顔を揃えること。ですから、日ごろ離れ離れに暮らしている人も、このときばかりは、実家に戻って団欒を楽しみます。そして、日本のお正月もそうですが、縁起をかついで、新しい年を迎えられるように祈願す ...more
台湾の近代文学や関連史料を集め、系統だてて整理している「国立台湾文学館」は、台湾の児童文学に大きな貢献をした作家の作品を集めたもので、全部で30冊に及ぶ「台湾児童文学叢書」を編纂、出版しました。この中には、戦後の台湾初めての児童文学作家として知られる林鍾隆さんの作品集「林鍾隆全集」も含まれています。 ...more