台湾における2大人気スポーツ、特に観戦スポーツとして2大人気スポーツといえるのが、野球とバスケットボールです。現在、プロリーグがあるのも、野球とバスケットボールのみです。昨年12月のこのコーナーでは、2000年にプロリーグが倒産して以降、セミプロリーグのSBLしかなかった台湾の男子バスケットボール界に、一昨年、「プラスリーグ」というプロリーグが誕生、そして昨年、「T1リーグ」という2つ目のプロリーグが誕生したことをお伝えしました。
今年の台湾プロ野球の開幕は4月2日と、まだ2週間あまりあり、現在はバスケットボールを中心にウインタースポーツの季節ですが、3月初旬、台湾プロ野球界にとって、大きなニュースが入ってきました。台湾ファン、選手、そしてリーグ待望の第6の球団誕生がほぼ確定的となったんです。
第6の球団に名乗りをあげたのは、南部、台南市に本社がある大手鉄鋼メーカー、台湾鋼鉄グループです。台湾鋼鉄グループは3月2日、台湾プロ野球を運営するCPBLを訪れ、同グループの謝裕民・会長とCPBLの蔡其昌コミッショナーは、台湾プロ野球への参入を表明する「加盟意向書」を締結しました。
本日のこのコーナーでは、この話題について、ご紹介したいと思います。