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ようこそT-roomへ(2022-02-23)-ポストコロナ時代見据えた「台湾モデル」の防疫とは

  • 23 February, 2022

2月も下旬となりました。リスナーの皆様の中で、これまで台湾にいらしたことがあるという方は、前回の台湾訪問からどれくらいの時間が経ちましたか。現在、観光目的の渡航は日本、台湾双方で物理的にも不可能となっており、往来再開を首を長くして待っている人たちがたくさんいることと思います。オミクロン株は全世界で爆発的に流行していますが、ワクチン接種が進んだ中、重症化する割合がこれまでよりも低くなっているという状況もあり、わずかながら光が見えてきました。

与党・民進党の主席を兼任する蔡英文・総統は2月9日、党の今年の四大目標を発表しました。この四大目標の中には、経済活動と、新型コロナウイルスの感染拡大防止を兼ね備えた「台湾モデル」の防疫のあり方を探し求めていくことも含まれていました。オミクロン株は発症までの期間が短いという特徴もある中、世界各国のコロナ対策には変化が見えてきており、「コロナとの共存」を打ち出す国もあります。こうした中、台湾が世界の流れに呼応する形で、経済活動と防疫を兼ね備えた「台湾モデル」をどのように緩和、調整させていくのか、その舵取りが注目されています。

本日のこのコーナーでは、「台湾モデル」の防疫について、中央感染症指揮センターが打ち出した、その方向性についてご紹介していきたいと思います。

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