外交部と台湾NGO団体による共同開催の「台湾ジェンダー平等ウィーク2023」が3月6日から開かれていました。このプロジェクトは、毎年3月の「国連女性の地位委員会(CSW)」年次会合開催に合わせて行うため、外交部は今回、プロジェクトに関連するイベントをアメリカのニューヨークに場所を移して、CSW年次会合と同時に拡大開催されます。
今年のCSW年次会合は「ジェンダー平等とすべての女性・少女のエンパワーメント達成のためのデジタル時代における革新、技術変革及び教育」をテーマとして行われれため、このテーマに合わせて、「台湾ジェンダー平等ウィーク」イベントでは、科学技術とジェンダー平等の面での努力及び成果に焦点を当てるそうです。
イベントでは、数位発展部のオードリー・タン部長は映像を通してサプライズで登場、台湾の科学技術と女性の知能は世界を動かすカギになる力だと強調しました。そして、そのあと、このイベントはファッションショー仕立てで行われるため、イギリスのロンドン・ファッションウィークで頭角を現した、台湾の新鋭女性デザイナー、王子欣(おう・しきん)さんが登場です。ヴァーチャルなプロジェクション技術とコスチュームデザインを融合した作品を通して、ジェンダー平等と多様な容貌への尊重を強調します。テクノロジーとファッションが結合した作品はイベントの目玉となって、地元メディアの注目を集めました。
■使用曲:
♪ 曹格(ゲイリー・ツァオ)/《Superwoman》