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馬場克樹の「とっても台湾」-2022-10-16_ 台南南吼音楽フェスティバル

  • 16 October, 2022
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馬場克樹の「とっても台湾」(爸爸桑的「非常台灣」)

<第1セクション:民間資金でまかない続けた今年10年目の南吼音樂季>

  • 10/1に台南の「信義街兌悦門」前広場で行われた「南吼音楽フェスティバル」に私のバンドの「八得力楽団」が招待され演奏してきた。この南吼音楽フェスティバルは2013年からスタートし、今年で10年目を迎えた。ただし、昨年は新型コロナの影響で中止。このフェスティバルは、海沿いにオランダ人が建てたゼーランディア城(安平古堡)のある「安平」という場所から第1回がスタート。台湾では文化活動に対しての政府のサポートが非常に手厚い環境にあるが、南吼音楽フェスティバルは、政府からの補助は一切受けず、台南の各地区が毎年持ち回りで民間資金を集めて主催していることに大きな特徴がある。大トリのバンドは毎年必ず決まっている。2013年に台湾語のアルバム『台南』で「金曲奨」の最優秀台湾語アルバム賞と最優秀台湾語男性歌手賞をダブル受賞した謝銘祐さんが率いる「麺包車楽団」。

<第2セクション:地元の、地元による、地元のための音楽フェスティバル>

  • 今年の会場となった「兌悅門」の前は石畳の道が広がっていて、決して大きくはない広場から伸びる信義街沿いに観客の皆さんがひしめいていた。今年参加したバンドは地元青年たちによる「能盛興樂團」、月琴等の伝統楽器の伴奏で歌う「古意唸歌團」、それから私のバンド「八得力樂團」、そして謝銘祐さん率いる「麵包車樂團」だ。八得力を除けば全て地元のバンドで、台南の地元の、地元による、地元のための音楽フェスティバル。また、舞台出身の実力派の俳優として、2017年『阿莉芙(邦題:アリフ、ザ・プリン(セ)ス)』のSherry役で金馬獎最優秀助演男優賞を受賞し、『大佛普拉斯(大仏プラス)』の肚財役や『消息的情人節(邦題:1秒先の彼女)』DJ摩賽克役でもお馴染みの陳竹昇さんが会場に現れ、舞台の上で麺包車をバックバンドに数曲披露。これには会場の皆さんも大喜び。

<第3セクション:台南の「小吃」グルメ>

  • 台南はグルメの街としても有名。北部の皆さんは、台南の食べ物は甘いと言う方も多いが、自分は『炒鱔魚意麵(タウナギのあんかけ焼きそば)』や『土魠魚麵(沖サワラのとろみスープ麺)』のあまじょっぱさがむしろ癖に。八得力のメンバーと台湾の「小吃」屋台グルメを紹介。

 

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