きょうのキーワードは、「嘉管三十」です。
これは今年で30年目を迎える吹奏楽をテーマとする音楽祭り、「嘉義市国際バンドフェスティバル」のことです。
この吹奏楽をテーマとする音楽祭り、「嘉義市国際バンドフェスティバル」、今年は12月17日から来年の1月1日まで開催されています。17日は街中でパレードが行われたほか、夜には大規模な屋外イベントが行われ、また開催期間中は、毎日違う楽団によって室内コンサートと屋外コンサートが開かれ、音楽が楽しめます。
嘉義市国際バンドフェスティバルは1993年から開催されており、年々規模が拡大されているとのことで、嘉義市で最も特色溢れる文化イベントであるだけでなく、台湾を代表するカルチャーイベントの一つにもなっています。
交通部観光局はこれを台湾の国際的な観光イベントの一つに指定。このイベントは台湾内外の音楽業界から絶賛され、嘉義は「音楽都市」、「ブラスバンド都市」とも呼ばれています。
屋外コンサートは中正公園、文化公園で行われますが、台湾各地の小学校から大学までの吹奏楽部が集結します。プログラムをみるだけでも嘉義だけでなく、台北、新竹、桃園、台南、彰化、台中、高雄、屏東などの50以上にものぼる学校や団体の吹奏楽部の名前があります。
室内コンサートはといいますと、台湾だけでなくドイツ、そして日本からも参加しており、日本からは熊本県にあります専修大学玉名高等学校が招待されました。
本日はこの「嘉義市国際バンドフェスティバル」についてご紹介します。