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きょうのキーワード(木曜日) - 2022-07-21_「捷運禮節」

  • 21 July, 2022
きょうのキーワード(木曜日)
台北メトロが打ち出している「捷運禮節(MRTでのマナー)」啓発ポスターの一つ。(写真:台北メトロ)

今日ご紹介するキーワードは「捷運禮節」。

これはどういう意味なのでしょうか。

「捷運」とは、メトロ(MRT)のこと、そして「禮節」とはマナーのこと。つまり、「捷運禮節」とは「MRTでのマナー」のことです。

皆さんは電車に乗る時に気を付けているマナーや、他の人を見て気になるマナーなどはありますか?

マナーは決まり事ではありませんが、他の人に不快感を与えないようにするなど周囲への気配りや配慮を示す礼儀作法です。

よく「日本人はマナーいい」と言ってもらえて嬉しくなるのと同時に、自分の行動は大丈夫かなと振り返る時がありますが、台湾でもこの数年、電車、特にMRTではマナー向上を積極的に呼びかけています。

そんな中、先日、作家の苦苓氏が、自身のフェイスブックページで、「MRTのあちらこちらに“MRTに乗るときは、リュックは背負わず手に持ちましょう”と注意書きがあるが、それでも多くの人が、うっかりしていたり、見て見ぬふりをしていたりして、無意識に多くの人にぶつけていて“不快だ”」と書き込みました。

すると多くの反応が!

「何度も当てられた」とか、「この前、前に立っていた若い人にリュックをぶつけられたんだけど、怒る前に押し返された!超失礼だ」とか、多くの人がぶつけられた経験があり、嫌だったという反応でした。

台北メトロ(MRT)のオフィシャルサイトの「捷運禮節」の中にも、「列車」の項目に「リュックを背負っている乗客は、乗車したらリュックを手に持ち替え、他の乗客に迷惑にならないようにしましょう」との記載があります。

また、マナーアップポスターの一つに、可愛い猫のキャラクターが、横に立つ人のリュックに顔が押される様子が描かれたものがあるんですが、私は特に背が低いので、「わかる!私もまさにこうなる!!」と、このポスターを初めてみた時、共感して写真を撮ったほどです。

ただ、実際にMRTを毎日利用している私の感覚からしても、リュックを手に持ち替える人は本当に少数だなという印象です。

苦苓氏のフェイスブックページへのコメントの中には、「(リュックを)手に持って手すりを持つのもちょっと気まずい」とか、「そんな標語があるの?本当に見たことない」とか、「背負っていた方が痴漢防止にいいツールだ」という意見もありました。皆さんはどのように思われますか?

台湾では日本と比べてリュックを利用している人が比較的多いですし、私は、せめて人が多い時の車内では、リュックを下ろして欲しいなと思います。

でも、年配の方に席を譲ったり、ベビーカーの乗り降りをサッと手伝ったりという心遣いは、台湾では本当によく見かけます。

自然に行えている心遣いはこれからもそのままに、習慣となっていないマナーは少しずつ習慣になっていくといいなと思います。

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