今日ご紹介するキーワードは「振興五倍券」。
去年の9月にも一度ご紹介していますが、覚えていますか?
この「振興五倍券」とは、中華民国政府が新型コロナによって停滞している経済を活性化させるための景気対策として支給したクーポン券で、中華民国国籍を持つ人、居留資格を持つ外国籍の配偶者、永久居留証を持つ外国籍の人は、5000台湾元(日本円およそ2万円)が支給されたものです。
昨年(2021年)の10月上旬から受け取りが始まったのですが、その「振興五倍券」の使用期限が間もなく、今月4月末にきてしまいます。
そこで、慌てて使おうとしている人も少なくないようですが、先日、一人のネットユーザーが、「『振興五倍券』を受け取ったのが遅かったから、もうほとんどのお店で優待サービスが既に終わっていたんだ。だからまだ1枚も使ってないまま。最近、調べてみたけどいい方法が見つからないんだ」と書き込みました。
すると、具体的なお店の名前を出して、「ここならこんな優待があったよ!」という情報や、「私は5000元で2万元分の食事券を買ったよ」とか、「1年間使用できるクーポン券を買ったら、まだ先まで使えるよ」など、様々なアドバイスが書き込まれました。
でも一方で、「優待がないと使わないの?」という意見も。
「もったいない!」、「家電を買ったらすぐに使い切れるよ、無駄にしないように早く使って!」という書き込みや、中にはとても冷静に、「使わないで無駄にするよりよく考えて。長く使えるものを買ったらいい。もしくは、寄付してもいいんじゃない?周りに必要としている人はいない?」という意見もありました。
たしかに、そもそも無償で手に入れているお得なチケットなので、優待が無くても得しているはずなんですよね。無駄にしてはもったいないです!
皆さんは、クーポン券や商品券などは、更なる優待を求めて上手に使うタイプですか?
私は、更なる優待を求めるどころか、そのチケットを使うことすらすぐ忘れてしまうタイプで、実は「振興五倍券(しんこう・ごばいけん)」も11月に受け取ったものの、まだお財布の中に入っています…。
受け取ったときは、「せっかくだから何か買おうかなぁ~」なんてワクワクしていたんですが、結局そのまま使っていなくて、周りから「早く使わないと!」と言われています。
使用期限は今月末までなので、漠然と“何か買おうかなぁ”なんて考えずに、ちょこちょこでもいいので、無駄にしないように期限までに忘れずに使いたいと思います(苦笑)。