きょうのキーワードは、「玉兔壯彩」、「大展虹兔」です。
これは台湾ランタンフェスティバルのメインランタンと手持ちミニランタンという作品に付けられた名前です。
「2023台湾ランタンフェスティバル」が2023年2月5日から2月19日にかけて、台北市で開催されます。干支にちなんだデザインとなるメインランタン「玉兔壯彩」は、著名なアーティスト、李明道氏によって製作されました。テクノロジーを駆使した、開催以来初めてのロボット型ランタンで、高さ22メートルにおよぶ宇宙服を着た白ウサギをイメージしたそうです。
また、今回、国宝級の書家、張炳煌(ちょうへいこう)氏が、メインランタン「玉兔壯彩」の題字を手掛け、玉兔のデザインがハイテク感にあふれているだけでなく、台湾の伝統的な要素も取り入れて、この一年が安定して穏やかで、楽しさにあふれ、すばらしい日々であることを祈念しているということです。
「2023台湾ランタンフェスティバル」は、元宵節である2月5日午後7時に、明かりがともされ開幕します。30分ごとにランタンショーが繰り広げられ、国父紀念館や台北市政府前広場の他、デパートや有名ブランド店が集まる信義エリア、日本統治時代のたばこ工場をリノベーションした「松山文化クリエイティブパーク」、繁華街の東区を主な会場とし、さまざまな作品が街を明るく照らしています。2月19日の夜に、イベントの幕が閉じられます。