台湾は9月29日から第一段階の国境開放策が始まったのと同時に、10月13日に国境を開放すると正式に発表しました!
10月13日からは隔離措置が免除となりますので、ようやく自由に台湾に旅行に行ける!と喜んでいる方も多いと思います。
日本に行ける日を待ち続けていた台湾の人たちも、日本が10月11日より海外からの個人旅行受け入れが解禁になりますし、帰ってきてからの隔離も免除になるので、「いつ日本に行こう?」と、急にそわそわし始めました(笑)。
台湾の各旅行会社には、すでに海外旅行への問合せが明らかに増えていて、中でもやはり日本が最も人気が高いそうで、台湾の大手旅行会社、雄獅旅遊(ライオントラベル)では海外旅行への問合せのうち、日本の問合せが全体のおよそ49%を占めているんだそうです。
では、台湾の人たちは、国境開放後、まずは日本のどこに行きたいと思っているのでしょうか。
雄獅旅遊(ライオントラベル)によると、日本の旅行先で問合せの多い都市TOP3は、東京、大阪、北海道だそうです。
なんでも、やはり、東京、大阪は、台湾の旅行客がまず最初に選ぶ旅行先とのこと。そして、紅葉狩りや、クリスマス、お正月といった季節の行事にあわせた旅行の他、東京ディズニーランドやUSJといったテーマパークの新たなプログラムや施設にも注目が集まっているようです。
そして、冬の観光としては、スキーが人気で、特に北海道が人気なんだそうです。
また、先日、RTIの馬場さんの番組にゲストで登場した吉田晧一さんが社長を務めるジーリーメディアグループが先ごろ、台湾人・香港人の男女4784人に「外国人観光客の個人旅行受け入れ解禁後に行きたい日本の都道府県」を聞いたところ、3位が京都、2位が東京、そして1位は北海道という結果だったそうです。
やっぱり北海道の人気が高いですね!
ちょうど国境開放がこれから寒くなる季節と言うことで、元々、冬の北海道は台湾人に人気でしたが、今年の冬はより多くの人が訪れるかもしれませんね。
そして実際に、すでに各旅行会社の販売も増えているそうで、雄獅旅遊(ライオントラベル)の予測では、今年の年末までの日本線旅行業は新型コロナ前の3割前後にまで回復すると試算していますし、別の大手旅行会社、易遊網(イージートラベル)でも国際線チケットと宿泊予約が3倍の成長。特に日本の東京行きが最も人気だそうです。
また、旅行・レジャーの予約サイト、Klookでも海外旅行商品への検索数が3倍に増えていて、こちらも目的地を日本としている人が主だそうです。
まず、これからの時期は、日本は紅葉の季節、そしてクリスマスにお正月、さらに年が明けて、1月には台湾は旧正月の10連休、2月には228の連休もありますし、3月は日本は桜の季節…と、これまでの我慢に加え、ちょうど旅行にいいタイミングを前にしての国境開放とあって、来年(2023年)の第1四半期まで日本への旅行が特に盛り上がりそうだとして、旅行会社は各社、それに向けた様々な旅行商品を準備しているようです。
逆に皆さんは、久しぶりの台湾旅行、まずはどこに行きたいですか?
ちなみに、私の周りの台湾在住の日本人の友達の間では、観光客が増える前に、今のうちに台湾北部のノスタルジックな観光スポット「九份」に行っておこう!なんて声をちらほら耳にします(笑)。
旅行客も、そして何より観光地のお店の人たちも待ちわびていた国境開放。また各地がにぎやかになりそうですね。