今週は台湾語の男性シンガーソングライター・流氓阿徳(アーダー・ホァン)の「溫一壺青春下酒」をご紹介いたします。
流氓阿徳は1968年、台湾の離島・金門の貧しい家庭に生まれました。中学卒業後、台湾本島にわたり、音楽会社でADとして働きながら学校に通いました。ある日、コマーシャルソングを歌う歌手が突然来られなくなりました。ピンチヒッターとして歌ったコマーシャルソングが大ヒットしたことで、レコード会社にスカウトされた。
今週ご紹介する曲は、「溫一壺青春下酒」(青春に乾杯)の同名のタイトルソングです。亡くなった友人を弔い、少年時代に乾杯するという五十代の彼が人生を振り返る気持ちを描く曲です。