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3大サイエンスパークで水・電力不足の懸念

  • 28 March, 2023
  • 王淑卿
3大サイエンスパークで水・電力不足の懸念
水不足の問題が深刻化していることを受け、、北部・新竹と南部のサイエンスパークは、自発的に企業に節水を呼びかけており、5%から10%の目標を設定した。企業もそれに合わせて節水に積極的に取り組んでいる。写真は新竹で行われている応急給水設備の操作演習と給水車への充水訓練。(写真:CNA)

27日に開かれた立法院教育委員会で、以前から憂慮されている台湾の水不足、電力不足に関し、与党・民進党、野党・国民党、民衆党の議員が揃って懸念を表明しました。民進党の呉思瑤・立法委員は、3大サイエンスパークにおける再生可能エネルギーによる発電量の割合は、過去3年間で0.5%に満たず、現在の進捗状況では、2050年にネットゼロ(温室効果ガス排出ゼロ)の目標を達成するのは不可能だと指摘しています。

この場で経済部エネルギー局の李・副局長は、「政府は、公有地で発電したグリーンエネルギーの30%を小売市場に出すことを計画しており、中小企業もグリーンエネルギーを購入できるように、ひとつのメーカーだけに販売することはしない」と述べました。

(編集:本村大資/王淑卿)

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