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台湾とホンジュラスとの国交に変化 外交部次長=中国の圧迫に対抗必要

  • 24 March, 2023
  • 許 芳瑋
台湾とホンジュラスとの国交に変化 外交部次長=中国の圧迫に対抗必要
民進党の張廖万堅・立法委員は超党派の立法委員とともに「台湾とラテンアメリカ国会の体育・教育文化促進会(台灣拉丁美洲國會推動體育教育文化促進會)」を成立した。(写真:RTI)

台湾とラテンアメリカ諸国の体育及び教育文化における交流を促進するため、与党・民進党の張廖万堅・立法委員(=国会議員)は超党派の立法委員とともに「台湾とラテンアメリカ国会の体育・教育文化促進会(台灣拉丁美洲國會推動體育教育文化促進會)」を成立しました。成立大会は24日に開催され、国会を通じた外交によって、既存の友好関係と連携を深化させ、両国間の実質関係を発展させることを期待しています。

中米にある国交国、ホンジュラスが中国と国交を樹立する意向を表明しているため、台湾はホンジュラスとの国交に変化が起きるかもしれないことに対し、成立大会に出席した外交部の俞大㵢・次長はあいさつで、最近、台湾はラテンアメリカとの外交関係において深刻な挑戦に直面しており、中国が台湾の外交空間を持続的に圧迫していることを指摘し、国民が団結して抵抗するよう呼びかけました。

俞大㵢・次長は、「中国は特定の政党との友好国を奪い取りたいではなく、我が国との友好国、全国民との友好国を奪い取りたいのだ。皆で団結して挑戦に立ち向かい、困難を乗り越えてほしい」と話しました。

また、俞大㵢・次長は、「台湾とラテンアメリカ国会の体育・教育文化促進会」を設立し、多元的な方法で台湾とラテンアメリカの関係を促進することについて、立法委員たちに感謝の意を示すとともに、非常に意義深いものであると強調しました。さらに、台湾と多くのラテンアメリカ諸国の多くは国交を持っていませんが、台湾に対する関心が高まっている。近年、ラテンアメリカ及びカリブ海地域では、「フォルモサクラブ(福爾摩沙俱樂部)」が立ち上げられ、ラテンアメリカのおよそ80名の国会議員が参加しており、近いうちに、台湾を訪問する予定ということです。

(編集:許芳瑋/中野理繪)

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