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バイデン政権、9度目の台湾への武器売却

  • 02 March, 2023
  • 王淑卿
バイデン政権、9度目の台湾への武器売却
劉永健・報道官(写真)は、「バイデン政権が台湾への武器売却を発表したのは今年はじめてだ。これはバイデン政権発足後、9度目の台湾への武器売却だ。アメリカが、台湾への武器供与の常態化という近年の政策を継続していることは、台湾の国防におけるニーズ、台湾が適時に防衛に必要な装備を取得し、国防力を高めることに対するアメリカ政府の重視のほどを示している」という見方を示した。(写真:RTI)

アメリカが台湾への武器売却を発表しました。内訳にはAGM-88BとAIM-120Cミサイルが含まれ、総額は6億1,900万米ドルに達しています。

バイデン政権発足後、台湾へ武器を供与するのは9度目です。

外交部は2日、アメリカによる武器売却を歓迎すると共に、中国が引き続き軍事力を拡張し、挑発行為を繰り返している中、台湾はこれからも引き続き自己防衛能力の強化し、アメリカとの緊密なパートナーシップ関係を深めていき、共にルールに基づく国際秩序を守り、台湾海峡とインド太平洋地域の平和、安定、繁栄を確保するために努力するとしています。

劉永健・報道官は、「バイデン政権が台湾への武器売却を発表したのは今年はじめてだ。これはバイデン政権発足後、9度目の台湾への武器売却だ。アメリカが、台湾への武器供与の常態化という近年の政策を継続していることは、台湾の国防におけるニーズ、台湾が適時に防衛に必要な装備を取得し、国防力を高めることに対するアメリカ政府の重視のほどを示している」という見方を示しました。

なお、総統府のグラス・ユダカ報道官も2日声明を発表し、総統府はアメリカ政府が「台湾関係法」と「六項目の保証」の精神に基づいて地域の安全と安定を確保し、台湾が自己防衛能力を強化するようサポートすることに対する約束を守るとして謝意を表しました。

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