台湾企業がリトアニアにおけるビジネスチャンスをつかみ、中東欧市場に進出できるように図るため、経済部投資業務処とリトアニアの台湾における出先機関である、リトアニア貿易代表処が21日、リトアニア投資商機説明会を開催しました。経済部の陳正祺・政務次長（＝副大臣）とリトアニア経済革新省のカロリス・ジェマイティス（Karolis Zemaitis）副大臣ら双方の政府要人も出席しました。
陳正祺・政務次長は、ここ数年、台湾とリトアニアとの関係が急進展し、双方の産業協力も急ピッチで進められている。台湾とリトアニアによる副大臣クラスの第2回経済対話会議が20日、経済部で行われ、双方は次世代のレーザー技術の共同開発に関する協力覚書を締結した。リトアニアは中東欧地区における台湾の最も重要なパートナーだと言えると紹介しました。
陳正祺・次長によりますと、リトアニアは、台湾南部に展示センターを設ける。双方の業者はその展示センターを利用して機械設備などを展示、テストする。エンジニアや専門家もいる。よりディープな協力関係が期待できるということです。
リトアニア経済革新省のカロリス・ジェマイティス副大臣は、台湾とリトアニアは、自由、民主などの価値を共有している、同じ船に乗っているパードナーだ。国際貿易という大きな挑戦の中、双方が協力を強化すれば、この船をより早く、より遠くへ航行させることができるだろうと述べました。
