
立法院の游錫堃・院長(=国会議長)は、2日にアメリカの対台湾窓口機関、アメリカ在台協会(AIT)のジェームズ・モリアーティ(James Moriarty)理事長と会談。労働、人権、環境保護を担当するアメリカの要人らも同席しました。
游・院長が今回のアメリカ訪問の目的は、1日に行われた国際宗教自由サミット2023(IRF Summit 2023)に参加し、演説を行うこと。2日には、毎年2月の最初の木曜日に、アメリカの国会の主催による全国祈祷朝食会(National Prayer Breakfast)に出席するためだと説明しました。
その後、游・院長はメディアのインタビューに応じ、タイトなスケジュールであるため、アメリカの国会議員を訪問できなかったが、1日にモリアーティ理事長と面会した。アメリカ側は、労働、人権、環境保護を担当する行政部門の要人らも同席したが、宗教自由に関連する要人が多数だと明かしました。
アメリカのマッカーシー(Kevin McCarthy)下院議長が1日、「自分がどこを訪問するかは中国に指図されることではない」と発言したことについて問われた、游・院長は、国会間の交流や相互訪問は正常なことだとし、中国が民主国家と自称しているなら、過剰反応する必要がないとの見解を示しました。
游・院長は午後、ニューヨークへ赴き、夜には現地の華僑との晩餐会に参加した後、台湾に戻るということです。
(編集:許芳瑋/王淑卿)