
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である「中央感染状況指揮センター」の専門家、李秉穎・委員は、新たな変異株であるBQ.1が今後、台湾で主流となる恐れがあると述べ、オミクロン変異株の出現、流行後に感染者数は増加を続けているが、重症例と死亡例は増加しておらず、感染者数と死亡者数がセットでないことを示しており、ほとんどの人は免疫を持っているので、BQ.1に対しても平常心で向き合うよう呼びかけています。
中央感染状況式センターの最新統計によりますと、台湾ではBA.5型の割合が82%から62%に減少した一方で、BQ.1型の割合が3%から14%と大幅に増加しています。 同センターは、他国の流行傾向から、台湾ではBQ.1型が次の主流となる可能性が高いと予測しています。
(編集:本村大資/王淑卿)