
蕭美琴・駐米代表は22日、先日台湾で行われた「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」は、双方の高いコンセンサスの下での交渉が順調に進み、すぐに具体的な結果が見られるだろうと語り、交渉が最短時間で成立し、二国間貿易の新たな弾みとなることを期待しているとしました。
台米協力項目は広範囲に及び、ここ数年、教育イニシアチブ、二国間経済貿易交渉、台米経済繁栄パートナーシップ対話(EPPD)、台湾海峡の安全保障問題など、様々な分野で新たな進展が見られ、台湾は相互の関心と共通の価値観に基づき、アメリカと包括的な協力を続けていくと述べました。
なお、次の交渉の日時や場所については、多くを語りませんでしたが、期待していると話しました。
蕭美琴・駐米代表は代表就任から既に2年半が経ちますが、新型コロナの影響により、今回初めてワシントンでの春節(=旧正月)パレードに参加。「とても賑やか」と語り、全世界の華人、アジア系の人々、そして様々な国の人たちが一緒にお祝いしている雰囲気を感じたということです。
また21日に夜に、ロサンゼルスの華人が集まるモントレーパークで発生した重大な銃撃事件に対し、哀悼の意を表し、春節期間、アメリカにいる全ての華人やアジア系の人々の平安を望んでいると述べ、いかなる形でも暴力行為を許すことはできないと非難しました。
なお、死傷者の中に台湾人が含まれているかどうかについては、現在のところ詳しい情報は得られていないと語りました。
(編集:中野理絵/王淑卿)