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米シンクタンクが蔡・総統を表敬訪問、蔡・総統=米国の武器販売などに感謝

  • 14 November, 2022
  • 風間 南
米シンクタンクが蔡・総統を表敬訪問、蔡・総統=米国の武器販売などに感謝
蔡英文・総統(写真右)は14日、アメリカ進歩センター(Center for American Progress, CAP)訪問団の表敬訪問を受けた。台湾とアメリカは自由と民主主義の価値を共有するパートナーであると述べ、バイデン政権発足後、台湾への武器売却を6度承認し、台湾海峡での航行の自由についての任務を遂行していることに感謝した。(写真:CNA)

 蔡英文・総統は14日、アメリカのシンクタンク、アメリカ進歩センター(Center for American Progress, CAP)訪問団の表敬訪問を受けました。

 蔡・総統は、アメリカ進歩センターはアメリカの公共政策で最も影響力のあるシンクタンクの一つであり、さまざまな問題に関する政策提言はアメリカ政府から高く評価されているとし、トム・ダシュル(Tom Daschle)議長が3年ぶりに台湾を訪れたことは特に意義深いと述べました。

 そして、ダシュル議長の長年に渡る台湾支持に感謝すると共に、全米民主国際研究所(NDI)所長主任を祝い、今後もNDIと協力し民主主義実践の経験について共有していきたいと述べました。

 また、台湾とアメリカは自由と民主主義の価値を共有するパートナーであるとし、バイデン政権発足後、台湾への武器売却を6度承認し、台湾海峡での航行の自由についての任務を遂行していることに感謝しました。その上で、台湾は自己防衛を強化し、世界と協力してさらに安全で強靭性のあるサプライチェーンを構築したいと強調しました。

 蔡・総統は「台湾は権威主義拡大の最前線にある。我々は引き続き自己防衛能力を強化し、地域の安定と平和の維持に努める。新型コロナウイルス流行やロシアウクライナ戦争がもたらす問題に直面しているが、我々は世界の民主主義国家がそれぞれ異なる強みを活かし、より安全で強靭性のあるサプライチェーンを構築することを望んでいる。」と話しました。

 また、「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」第1回協議がこのほど完了し、今後両国は貿易における協力を促進するためいくつか会議を開くと述べました。「貿易及び投資枠組み協定」(TIFA)、「台米経済繁栄パートナーシップ対話」(EPPD)、「科学技術貿易と投資に関する協力の枠組み」(TTIC)などを通しさまざまな問題における協力関係を深め、インド太平洋地域の発展と開放のために貢献するということです。

 ダシュル議長は挨拶の中で、台湾とアメリカは今月、多くの選挙や関連課題に直面しており、パブリックガバナンス(公共統治)の質を強化し向上させることは、民主主義国家にとって重要な課題だと述べました。

 そして、NDIは台湾に弁事処を開設しており台湾での業務を拡大したいとし、台湾がインド太平洋地域の民主主義の中心となることを望むとしました。

 また民主主義は国家安全保障の強さに依存するとし、ワシントンでは政党、政府、議会に関係なく、アメリカと台湾の安全保障問題を重視し、インド太平洋地域の更なる安全のために尽力すると述べました。

 貿易についても、経済問題であるだけではなく、安全保障問題でもあると述べ、民主主義と安全を議論するほか、経済の重要性についても強調し、引き続き台湾とアメリカの各種協力を推進し、経済発展の機会を提供しなければならないとしました。

(編集:風間みなみ/王淑卿)

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