:::

欧米が台湾支持を公言、外交部=中国の挑発は世界に懸念を抱かせている

  • 26 September, 2022
  • 風間 南
欧米が台湾支持を公言、外交部=中国の挑発は世界に懸念を抱かせている
米バイデン大統領、英クレバリー外務・英連邦・開発相、比マルコス大統領らが、台湾支持を公言している。台湾外交部は、中国の挑発的行為は世界に懸念を抱かせているとし、政府は自己防衛能力を強化し続けると強調。全ての理念の近い国々と協力し、中国が台湾海峡の現状を変えようとすることを引き続き阻止するとした。(写真:Rti)

 第77回国連総会は13日に開幕し、20日から26日にかけて一般討論演説が行われています。

 アメリカのバイデン大統領は演説で、台湾海峡の安定と平和を支持し、一方的な現状変更に反対することを表明しました。

 その後、G7(主要7カ国)およびEU外務・安全保障政策上級代表が共同声明を発表しました。中国に対し、G7とEUは一方的な現状変更に反対するとし、台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて強調し、台湾と中国に関する問題の平和的解決を求めました。

 また、イギリスのジェームス・クレバリー(James Cleverly)外務・英連邦・開発相は、アメリカ ニューヨークで中国の王毅・外相、アメリカのアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官とそれぞれ会談しました。その際、王・外相に対し、現在の台湾海峡の緊張に深刻な懸念を表明し、ブリンケン国務長官に対しては、台湾海峡およびその他の地域の平和と安定に対するイギリスのコミットメントに変わりがないことを改めて表明しました。

 また、フィリピンのボンボン・マルコス(通称、Ferdinand Romualdez Marcos Jr.)大統領は、ニューヨークで開催されたアジア・ソサエティでの演説で、フィリピンは台湾海峡の緊張の高まりを懸念しており、各方面に最大限の自制を求め、意見の相違の平和的解決を呼びかけるとしました。

 台湾外交部は26日、台湾海峡をめぐる中国の最近の挑発的行為は、世界的に深刻な懸念を引き起こしているとしました。そして友好国やアメリカなど理念の近い国々は、国連総会の期間、台湾海峡の平和を重視していることを公に表明し、台湾海峡の一方的な現状変更に反対し、国連憲章を順守することの重要性を訴えました。

 外交部の歐江安・報道官は「台湾は国際ルールを順守し、自由と民主主義を愛し、人権と法治という普遍的価値を尊重している。権威主義拡張という戦いの最前線という重要な地位と、民主主義のサプライチェーンにおいて不可欠なパートナーとして成功している。こういった点で、普遍的に、理念の近い国々から尊重され支持をされている。」と述べました。

 外交部は、再度、現状を変えようとする中国の挑発的な行為に直面し、政府は自己防衛能力を強化し続けると強調しました。そして、全ての理念の近い国々と協力し、台湾海峡の安全およびインド太平洋地域の自由、開放、平和、安定を維持するため、中国が台湾海峡の現状を変えようとすることを引き続き阻止するとしました。

(編集:風間みなみ/王淑卿)

関連のメッセージ

本分類最新more