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セントビンセント及びグレナディーン諸島のゴンザルベス首相が訪台、蔡・総統=感動している

  • 08 August, 2022
  • 風間 南
セントビンセント及びグレナディーン諸島のゴンザルベス首相が訪台、蔡・総統=感動している
セントビンセント及びグレナディーン諸島のゴンザルベス首相(写真左)が、12日まで台湾を訪れている。蔡英文・総統(写真右)はゴンザルベス首相は台湾の古くからの良き友人だと述べ、中国の軍事演習は今回の台湾訪問の妨げにならないと表明したことに感動していると話した。(写真:CNA)

 セントビンセント及びグレナディーン諸島のラフル・ゴンザルベス(Ralph Gonsalves)首相が、7日から12日に訪問団を率いて台湾を訪れています。台湾はゴンザルベス首相を台湾に招いていました。

 蔡英文・総統は8日午前、総統府前で栄誉礼で歓迎しました。そして挨拶で、ゴンザルベス首相は台湾の古くからの良き友人だと述べ、今回の訪問に対し感謝の意を表しました。

 蔡・総統は「今回の台湾訪問はゴンザルベス首相にとって12度目、首相となってからは11度目であり、両国の友好を重視していることを十分に示している。特に先日、ゴンザルベス首相が中国の軍事演習は今回の台湾訪問の妨げにならないと表明したことに感動している。」と述べました。

 蔡・総統は、中華民国とセントビンセント及びグレナディーン諸島は1981年の国交樹立以来、変化し続ける国際情勢にも関わらず互いに支えあい、各分野において実りある協力をし続けてきたと話しました。そしてゴンザルベス首相が台湾訪問を通して台湾の最新状況を理解し、相互に関心のある問題について深く話し合い、両国の協力関係をさらに強化できることを期待していると述べました。

 ゴンザルベス首相はあいさつで、まずこの大変な時期に、台湾の政府や人々に再会できたことをうれしく思うと述べました。そして、両国間の友情は、41年の友好関係を基礎として深まり堅固なものになっていると話し、民主主義および人権を保証する価値観を共有し、独立および主権の確保、他国の内政へ干渉しないこと、あらゆる国際紛争の平和的解決などの理想と原則は、DNAの中に深く刻まれていると述べました。

 ゴンザルベス首相は「われわれ西半球でも、大国が小国を威嚇し脅すことを支持しない。国際社会における意見の相違は、平和的かつ文明的な方法で解決されるべきだ。」と述べました。

 ゴンザルベス首相は、台湾の政府および人々が、新型コロナウイルス流行時や火山噴火時にセントビンセント及びグレナディーン諸島を支援してくれたことに感謝の意を表しました。また、双方が引き続き協力し、二国間の友好関係を深め、さらに多くのパートナーシップを構築し、平和、安全、繁栄を望むと話し、セントビンセント及びグレナディーン諸島は引き続き、中華民国台湾の親密な同盟国であると述べました。

(編集:風間みなみ)

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